完全版!契約解除の手続きと注意点!
はじめに
急な転勤や、環境が変わることでお引越しをしなくてはならない時がありますよね!今回は賃貸物件を途中解約することについてお話ししますね。不動産業界では「途中解約」を「解約」「退去」と呼ぶことがありますが、ここでは「途中解約」で統一してお話しします。
トラブルが多い賃貸の途中解約ですが、この記事を参考にしてトラブルを回避しましょう!
契約書の確認

・借りた時の契約書や資料を確認する
契約書や提出された資料を確認することが大切です。契約書には、家賃や入居期間、追加料金、修理の責任や、退去するときの注意点が書いてあります。契約書を確認し、質問があったらすぐに聞くことがおすすめです。
・敷金や保証金について
貸主がもらった敷金や保証金は、一定の条件を満たしたら返してもらえることがあります。また、退去の際は管理会社や家主と立ち会いのもとお部屋の状態の確認が行われますが、そのときは入居者が立ち会う必要があります。法律や条例を確認することで、トラブルを未然に防げるので、しっかりと確認しておきましょう。
トラブルを未然に防ぐための対策

退去時には、清掃や修繕などの作業が必要となります。この際、原状回復義務に基づき、お部屋を借りた時の状態に戻すことが求められます。日頃の掃除から注意してお部屋をキレイに保つようにしましょう!
また、退去時には物件の鍵の返却が必要です。鍵を失くしたり返却が遅れてしまわないようにしましょう。退去時の手続きについて、しっかりと理解しておくことで、スムーズな退去ができます。
解約に関する手続き

・解約の意思を貸主に伝える
まずは、解約することを貸主に伝えましょう。契約書に記載されている解約期間を遵守し、解約の意思を早めに伝えることが大切です。
・解約届けの提出
・室内を空にする
貸主からのクリーニング代金の請求を避けるためにも、綺麗な状態で返却することが大切です。
・退去立ち会い
立会いのもとで退去を行います。借主の故意過失や破損等があると判断した場合は、別途修繕費用の請求をされることがあります。
途中解約の場合の違約金について

契約期間中での途中解約には、違約金が発生する場合があります。違約金については契約書に詳細が記載されているため、契約書をよく確認しましょう。1年未満の解約で家賃の2ヶ月分、1年以上〜2年未満の解約で家賃の1ヶ月分が掛かる場合が多いです。次のお引越しとの兼ね合いもあると思いますので、いくらかかるかの確認は必ずに行いましょう!
まとめ
・契約書に記載の敷金、保証金の確認
・鍵と一緒に部屋を部屋を綺麗にして引き渡す
・解約届けを出す
・途中解約には、違約金が発生する場合がある
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