お知らせ

お知らせ 2023.11.12

賃貸不動産の豆知識3選!

賃貸物件を選ぶ際に知っておくと便利な情報をご紹介します。これらのポイントを押さえて、安心して新しい住まいを見つける手助けになれば嬉しいです。

1. おとり広告にご用心!

賃貸物件を検索しているとき、見かける「おとり広告」には要注意です。おとり広告は、実際には売るつもりのない物件や売ることのできない物件、さらには実在しない物件をスーパーマーケットの目玉商品のように表示して、客を引き寄せるためだけの広告です。

これに引っかかると、期待した物件がなかったり、条件が合わなかったりすることがあります。怪しい広告には手を出さず、実際に物件を見に行く際は、周辺環境や生活施設、駅までの時間など、自分で確認することが大切です。

2. 宅地建物取引業免許番号の見方

物件を紹介する不動産業者が持つ「宅地建物取引業免許番号」は、信頼性を判断する手がかりとなります。番号は国土交通大臣または都道府県知事によって交付され、例えば「○○県知事(○)第○○○○号」の形式です。

この番号の( )内の数字は5年に一度更新されます。そのため、番号を確認することで、不動産業者がどれだけの年数実績があるかを知ることができます。安心して取引できる不動産業者を選ぶ際に、宅建業免許番号の確認をお忘れなく。

3. 鍵交換は必須?

最近の賃貸住宅では、入居時に鍵を交換することが一般的になってきています。かつては退去時に鍵を交換するケースもありましたが、これには問題も存在しました。例えば、借主が費用負担する場合、本当に鍵が交換されたかどうかが確認できないといった点です。

そこで注目されるのが、入居時に鍵を交換すること。賃借人の交代に際して、旧賃借人が使用した鍵を交換することは望ましいと言えます。しかし、これが貸主の負担になるべきかどうかは法的な判断が分かれています。判例によれば、基本的には鍵交換は貸主の負担でも実施しておいた方が安心です。

まとめると、賃貸物件を選ぶときはおとり広告に注意し、信頼性を確認するために宅地建物取引業免許番号を確認しましょう。また、入居時に鍵の交換が行われるかどうかも確認しておくと良いですね。これらのポイントを押さえて、安心して新しい住まいを見つけましょう。